五百羅漢 | 01:28 |
JUGEMテーマ:写真日記
瑞祥院(稲敷市江戸崎)の裏山、その高台の頂上に五百体の羅漢様が祀られている。
これらの羅漢様、どれ一つとして同じ顔は無い。
この高台は通称、羅漢山と呼ばれている。
この羅漢山に祀られた正確には493体の羅漢様、雑草の間に隠れておわすのもいらっしゃるが、
これらの石像群を目の当りにすると壮観、一種異様な感じさえする。
江戸崎のとある村にいた和七という若者が、盲目の兄の開眼祈祷を願い厳しいお寺参りの修行に旅立つ。
その苦しい修行を始めて十年が経とうとする頃、夢枕にお釈迦様が現われ「苦しい修行によくぞ耐えた、願いは叶えてあげよう」とのお告げがある。
急ぎ村へ戻ってみると、兄の眼はすっかり治って見えるようになっていたんだとか。
和七は「すべては仏様のおかげ」と、お礼に五百体の羅漢様をつくって祀ることにした。
完成には、安永九年〜文化元年(1780〜1804)まで実に24年もの歳月がかかったそうだ。
古刹 | 21:21 |
JUGEMテーマ:写真日記
筑波山の支峰の一つ、標高256mの椎尾山。
その中腹にある薬王院は、境内が樹齢500年に及ぶスタジイに覆われている天台宗の古刹だ。
いま、スタジイ(ブナ科シイノキ属)の新緑が眩しい。
この木は、老木になると縦に深く裂け目ができるのが特徴。
それを利用して、こんなものも祀られていた。
楼門の左右にあるはずの仁王像、修復の為なのか持ち出されたままになっていた。
せっかく来たのに残念と思いつつ、楼門をくぐり裏側に回ると、なんと風神雷神像があり驚く。
(風神)
(雷神)
延暦元年(782)、桓武天皇の勅願にて開かれたとされる本堂に向って、右手に筑波男体山を垣間見ることができる。
ここは、その登山道にもなっていて、参拝客が絶えない。
| 管理者ページ | RSS1.0 | Atom0.3 | |
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|